転職したらスマレジだった件

スマレジのエンジニアやまてのテックブログです。マジレス大歓迎です。

ブログを書いてきてよかったこと5選

スマレジで Web 系エンジニアとして働いている やまて(@r_yamate) と申します。

テックファームという SES 部署に所属していますが、2023 年 4 月からは、スマレジの関連アプリの開発業務を担当しています。

Flutter(Dart、Kotlin)でのアプリ開発をメインで担当しており、React の一部機能の実装を担当しています。

先日リリースされたため、街で利用され始めていて感慨深いです。

はじめに

今回は、ブログを書いてきてよかったこと5選について書きます。

2年以上継続して、当ブログで技術記事などを投稿してきましたが、弊社の「ブログ手当」の制度廃止を機に、今回の記事で最後の投稿にしようと思っています。

最後の記事ということで、ブログ自体の振り返りの記事を書くことにしました。

目次

1. 「ブログ手当」をもらえたこと

ブログを書いてきてよかったこと1つ目は、ブログを始めたきっかけでもある「ブログ手当」をもらえたことです。

2022 年 3 月に以下の記事でブログを書き始めてから、25ヶ月継続しました。

ryamate.hatenablog.com

ブログ手当は月1万円だったので、合計で25万円です。ジュニアクラスのエンジニアの給料へのプラス1万円は大きかったので、制度があって良かったです。

ただ執筆時間は5時間以上かかってることが多いので、時給換算したら…

25万円 ÷ 83 記事 → 3,012 円/記事 → ??? 円/h

技術についてのインプットの質が向上するような自分にとって価値のある内容を書こうと思っていたので、得られたものはお金だけではないので良しとしています。

余談. 「ブログ手当」がなくなったらやめる理由

テックブログを書くこと自体はブログ手当だけがモチベーションではないのですが、元々もらえていた報酬がなくなることはモチベーションに影響すると考えているため、潔くやめます。

『転職したらスマレジだった件』というタイトルは社名も入れているので継続するとしたら変更しないといけないと考えていることも理由としてはあります(タイトルまぁまぁ気に入っている)。

今後技術記事を書く際は、Qiita に投稿します。

qiita.com

2. 技術についてのインプットの質向上

ブログを書いてきてよかったこと2つ目は、自身の学習について、インプットの質の向上に貢献できたことです。

人に伝える場でアウトプットすることで理解が一層深まる、というのはよく言われることですが、実感としても得られました。

私は新しく使うツールやパッケージなどの使い方の手順の記事を書くことが多かったのですが、誰かが記事を参考にしてくれたとして、そのときにちゃんと動くように書こうとしたら、抜け漏れなく正確に書かないといけません。

間違っていないか調べたり、そもそもこのコマンドはなんなのか、ここのコード意味がわかってないな…など、記事執筆が深掘りしたり振り返る機会になり、理解が曖昧なところを埋めることにつながりました。

記事の内容にコメントをもらうこと

なお、記事についてコメントをもらって学びを得る(間違いを指摘してもらうなど)ことも期待することの一つでした。

ブログのコメント欄へのコメントはありませんでしたが、知人のエンジニアからは意見や感想をいただく機会はあったので、それがとても有意義でした。

Qiita ではたまにコメントをいただいて勉強になることがあったため、アクセス数も少ないブログだとコメント欄へのコメントは期待できないのだなと思いました。

目標を立てるとき、振り返るときの書き出しに

学習やキャリアの目標、振り返りについて書き出す記事も多く投稿しました。

その時々でブログ記事として投稿することで、考えをまとめることができたり、モチベーションの維持、向上に役立てることができ、学習の質の向上につながったと考えています。

3. 文章力の向上

ブログを書いてきてよかったこと3つ目は、当然ではありますが、文章をたくさん書いたので文章力を磨くことができたことです。

仕事にも以下の場面で活かせていると考えています。

  • 手順をまとめるタイプの資料作成やGitLabのマージリクエスト、Redmineのチケットでの説明
  • テキストコミュニケーション(Slackなどで連絡、報告を簡潔にする場面など)

以前の自分より良くなったというだけなので、今後も磨いて自分の武器にしていきたいです。

4. 自社の宣伝

ブログを書いてきてよかったこと4つ目は、ブログ自体のアクセス数は、月 2000 アクセスを超えるうようになり、エンジニアの方々にスマレジの社名を認知してもらうことに貢献できたと思っていることです。

会社側としてはそのためのブログ手当だとは思いますが、ただ投稿するのではなくより良い記事を書こうとし続けてきたことでアクセス数は増えたと考えています。

技術力で貢献する力がまだまだ足りない中では、こういった形の会社への貢献も大事だと思っています。

採用活動への影響

なお、スマレジのテックファーム(SES部署)に入社される方は、私のブログを応募時点でかなり認知していただいているらしく(「スマレジ SES」などでググると上位に出てくるためか)、「スマレジのSES部署にはどんな社員がいるか」という面で参考にしていただけたのではないかと考えています。

働いている社員の情報は入社前には重要な情報であると思うため、自分の30代でエンジニアキャリアスタートして、懸命にスキルアップしようとしている(もがいている)様子は良くも悪くも参考情報の一つになったと思います。

5. 内外への自身のアピール

ブログを書いてきてよかったこと5つ目は、記事を継続的に投稿することが、エンジニアとしての自身のアピール材料にできた(できる)ことです。

XなどのSNSや外部の方との接点としては、ブログ記事として、技術のことやキャリアについての考えを投稿することで、自分はどのようなエンジニアか、ということを知ってもらいやすくなると思っています。

社内でも、記事を書いていることが文章力や技術力、継続力などの証明になり、懸命にスキルアップをしようとしている姿勢を伝えられたと思っています。 やまてと言えばブログ、というキャラ立ちにもなって覚えてもらうきっかけにもなったのではないかと思っています。

おわりに

今回は、ブログを書いてきてよかったこと5選について書きました。

このブログを読んでくださった皆様には感謝申し上げます。

ブログを通じてお伝えしてきた情報が、少しでも皆様のお役に立てていれば幸いです。

ありがとうございました。



今後技術記事を書く際は、Qiita に投稿しますので今後ともよろしくお願いします。

qiita.com